2020.7.24
出版記念オンラインセミナー「問う力」は最強の思考ツールである  vol.1
正解の見えにくい時代を生き抜くための問いを身に付ける手法とは?
1人称の問い ――自分の思考を整理する
 進行
   吉岡 太郎 株式会社エイチ・アール・ディー研究所 主任研究員
   井澤 友郭 こども国連環境会議推進協会 事務局長
そもそも「問い」とは何か
  疑問形
  答えを求めたい意思
       
なんであなたは○○なの?  問いではない
        誰に向かって話しているの?  
問いではない

  
良い問い・悪い問い・魔法の問い ×
  
問いたい内容が届くかどうか
 
問いの機能
答える側




知っている or 知らない




問い:雨を英語でいうと?

質問する側=先生は明確な答えを知っている
応える側=生徒が、記憶や理解をしているが、確認をする問いかけ



問い:予算の上限は?

質問する側=営業は知らない
応える側=顧客は答えを知っている

その答えを手に入れるための問い
問い:どんなキャリアを望む?

質問する側=上司も
応える側=部下も明確な答えを持っていない
その状況下で考えや想いを言語化する問い
知っている 知らない

一人一人がどう問いをつくっているかを考える
  知る⇒わかる⇒できる

キーワード
  勘と度胸 (勘と経験と気合い)ではだめ
  ⇓
  
Practice 練習  Design デザイン

何を書いたのか?
  問いをつくれるようになる本
  
  三種類の問う力
   一人称の問い・・・ひとりで考える 何か問いをつくっていく
   二人称の問い・・・一対一 私があなたに対する問いかけ
   三人称の問い・・・私があなたたちに対する問いかけ

 問いの2つの要素
   言葉・主体をうまく選んで個々の問いをつくる 
言葉を重んじることが大切
      答えやすい問いから
      思考の領域と問いをつなげるように
      日本語は文脈を重んじている
       示されないと忖度が発生しやすい
       今、あなたが思いついたことを
   問いを組み立てる
      スモールステップ、 ステップ バイ ステップ

 思考・問いの領域を理解する


一人称の問い・・・・自分の思考を整理する
 ・すべての思考の基礎となる一人称の問い
 ・一人称の問いづくり
  ①5W1Hのシンプルな問い
     目に見えるものから様々な問いをつくる 
     3~4歳に戻ったつもりで問いをつくる
  ②修飾した問い
     イメージ、方向がより明確になる
  ③Yes、Noで答えられるように変換した問い
     Do you ~?
     どのような前提条件があるのか、隠されているのか?
     観察してみよう
  ④軸に沿って変化させる問い
     思考の領域を少しずつ変化して考えるべき領域をしぼる
       過去 現在 未来
 ・主語や主体を明示することで思考の領域を明確にする
     自分自身が何を考えたいのか、客観的に捉えやすい

 ・一人称の問いの活用
キャリアについて 問題解決 検索&サーチ
 ①自分がワクワクすること
 ②興味のある仕事 
 ③理想的な未来の状態
 ④自分の強み
 ⑤まず始めること
 ①現状のリストアップ
 ②望んでいる目標の明確化
 ③現状と目標のギャップの原因を探る
 ④原因に対しての解決策を見いだす
 ⑤解決策の具体的ステップを整理する
 ①自分の興味を思い出す
 ②これまでの知見を探す 
 ③なお知りたいことを考える
 ④探究のための問いを定義する

  
グループセッション
  思考の実験(一人称の問いのトレーニング)
     問いの中の言葉を変える 加える
テーマ
  いつ、本を読むのですか?
  回答例
   いつ、決まった本を読むのですか?等
まとめ
 修飾する言葉を加える、変える 「この」「読みたくなる」
    問いを意識して、修飾してみる
    思考の領域を意識する
    対象や主体を絞ったり、広げたりする
    イメージや感情を捉えやすくする
    時制を限定する・変える


  疑問詞を変える 5W1H Who、What、When、Where、How、Why等
 
 機能しない可能性のある問いの例
  問い:幸せとは何か
  課題:何を聞いているのかわからない
      解像度が荒すぎる回答になる可能性がある
   あなたが日常の中で感じているちょっとした幸せって何ですか?
    軌道修正がなくても対話が進むデザインを!  

 主題・主体/時制/数字/動詞/形容詞など
 加えたり、変えたりすると
 思考の領域が変化する

  なぜ数学をまなばなければならないのか?
  ⇓
  なぜ今、私たちを 数学をまなばなければならないのか?

 軸を意識する
  多くの問いをフレームに沿ってつくることができる