2020.9.27
これからの時代の子育て
~教育はリアル? オンライン?
はなまる学習会   高濱 正伸 代表
どんな能力を育てるか

 強み
   思考力、体力、感性、べき力、人間性、専門性(オタク性)

 基盤力
   ひらがな、漢字、計算、規範・・

  20年後は見通せない
  技術はどんどん進化する
  基盤力は、ちゃんとやれること。これは土台、当たり前の部分
 
  社会に出て、何を強みにしていくか
  社会に出てね仕事はできるのか
  アストロスケール社長の言葉
   「勉学だけが信じられる」と。
  
  何からでもやるしかない
  やる時にはぐぁーと。

教育はリアルか、オンラインか、と言われけると

 正解は、ハイブリッド
   リアルでできることは、リアルで。、

   疫病や災害の時にはねすぐに100%オンラインでベストを尽くす

 

1) リアルの良いところ
 ・理にかなっている
 ・集まるからこそ、意義がある
 ・PBLの価値

2)リアルの課題
 ・通学時間の無駄
 ・感染リスク、事故、誘拐
 ・災害時に機能しない
 ・先生を選べない

3)オンラインの良いところ
 ・何度も見られる
 ・全員が最前列
 ・他人が気になる敏感な子に向いている
 ・場所が自由
   いつでも、どこでも、海外でも

4)オンラインの課題
 ・ぬくもりがない
 ・歓声が共有しずらい
 ・雑談がない
 ・手元が見えない
 ・テストの不正などが見抜けない

 

今こそ育てたい7つの力
 飯が食えるかということ
 人に感謝される人が大切

 1.魅力・・・・・・人が集まってくる人間としての器
  ①愛された体験
  ➁豊かな生活体験
     釣り、キャンプ、、寝泊まり、外国の人とかかわり等
  ③遊びつくした体験
     リーダーシップ、
     自分で判断する
     異学年交流
  ④葛藤体験
     無人島にたどり着いて
       都会に帰りたいと考えて、嘆くのか
       その場で、できることを考えて行動するのか
       「水がある、食べ物もある。これで生きていける。」と。
  ➄乗り越え体験
     便利さに慣れすぎている。
     不便さに弱い
     子どもは喧嘩をするなと言わざるを得ない場合があるが、
     トラブルには意味がある。
     負の経験がある中で、何を価値とするのか
     すごく大変だけど、立ち直った人は強い
     バネ、パンチがちがう
  ⑥哲学する体験
     何のために家族はあるの
     何のために学校へ行くの
     パートナーは、絶対必要?
  ⑦大人の本音を知る体験
     子育ては二色
       9歳まで     11歳から18歳まで
             思春期は親のいうことは聞かない
                   枠に疑問をもつ
     会社なんて甘いものじゃない
  ⑧器を広げる体験
     すべて体験
     寝泊りをするといい 

 2.体力・・・・・・すべての活動の土台となる基礎体力
  ①脚力
     頭がいいと、長距離走が早い
  ➁心肺機能
  ③体幹
     姿勢がいい人は、頭がいい 
  ④持久力
  ➄病気にかかりにくい 休まない
        
    かかりやすい すぐ休む

  

 3.やる気・・・・自分から楽しんで行動する力
    歩かないかで、差がつく人生

    褒められることに対して生きている人
    入試燃え尽き症候群
      入試を終えると燃え尽きてしまう
        「~中学はすごい」
      合格したら終わり  
    外発的なことはダメ

  ①自己肯定力が高い
    ・自分が好き
      一番目の子はまったく違う自肯定感をもつ
      二番目の子は、それを見て要領よくやる ⇒褒められる
  ➁所属するグループ(クラス・学校・会社・部署) を好きになれる
    
    隣の芝生を見てうらやむ
  ③共感力
     お姉さんの好きな芸人。歌手を好きになる傾向が高い
     子どもは共感力が高い
     人間の本質
  ④わかっちゃった体験
     どんな難しいものでもやろうとする
     パズル・迷路などがいい
  ➄達成体験
  ⑥誰もやったことがないから面白いと思える
      
   前例踏襲
  ⑦逆境を楽しめる
     
   あきらめる。嘆く。愚痴を言うばかり
  ⑧ステップアップ体験
     確かに成功したという体験 

 4.言葉の力・・すべての学力の土台となる力

  ①正しい言葉
  ➁わからなかったらすぐ調べる
     スマホでもいい、調べる。わからないままにしない
     すべてをわかりたいと思って生きる
  ③語彙力
     しりとりが大事
  ④豊かな言葉遣い・表現力
     穏やかで、論理的に
  ➄相手が聞いたことに答える
     字ずらだけをおっていてはいけない
  ⑥説明力。他者性
  ⑦外国語(特に英語)

 5.見える力・・みえないものが見える力
  ①補助線が見える
     補助線が浮かぶように
     「あそこに基地を創ろうか」
     図形の補助線を引けるか
  ➁本質・意図・要点・課題など、見えないものが見える
  ③立体の裏側が想像できる、断面・展開図が頭の中で描ける
  ④発見力
  ➄文章を読んで映像が浮かぶ
  ⑥集中力
     
  ノーベル賞受賞者の多くは、誰も思い浮かばないものを発見する

 6.詰める力・・論理的に考え抜き、やりとげる力
  ①論理力
  ➁精読力
  ③やりとげる力
    GRID  99.9%でも残り「折れはできる」と途中で泣け出さない力 

 7.あそぶ力・・ものごとを素敵に考えられる力
  ①別解を楽しめる
     伸びない子は、失敗したことをまた同じやり方でやり直す
     伸びる子は、違うやり方をやろうと、角度を帰る
  ➁俯瞰する力
  ③切り替える力
  ④見方を変える力
  ➄再試行する力
  ⑥ユーモア
  ⑦複数の処理を高速で行う力

 親の薫陶
  ①親のがんばる力
     がんばる姿を見せる
  ➁親の没頭ぶり(絵画・囲碁・本・・・・)
     文句を言っているだけではダメ
 
     よく、「うちの子は本を読まない。本を読むようにさせたい」と相談
     回答は、本を読んでいる姿を見せる
  ③親の人生の満喫ぶり
   ・幸せそうな姿
      母の思いには負ける
   ・仕事・夫婦。友人との関係
  ④親の距離感   
   ・幼児期と思春期
       他者と生きる
          キリンとカエルは分かり合えるか
    幼児期・・・ベタベタ
    思春期・・・距離感を取る
  ➄親の言葉への感性と集中
   ・あいまいな言葉遣いをしない等
  ⑥親の判断力
   ・中学受験をする、しない
   ・お稽古事を何にするか、始め方や辞め方
  ⑦親の「出会い」への集中力
   ・誰と出会わせるか
   ・魅力あるモデル
   ・力あるメッセージをもらえる人
 
     子どもと共に尊敬できる人に出会い、出会いを大切にする

最後に
  ①偏ってもよいから突出した専門性を持つのも道
  ➁「母の安心・笑顔」が子育ての核心的土台
    夫はじめ社会全体で母を支える
  ➂画面
    デジタルデトックス
    同僚や人の気持ちを考えられることが大切

    アナログの人間関係につながるようにしていくことが大切