2020.9.18
鼎談「未来への学び」
代表挨拶
  遠藤 洋路 熊本市教育長 教育を盛り上げる会代表  
 
鼎談
  遠藤 洋路 熊本市教育長 教育を盛り上げる会代表   
  前田 康裕 熊本大学教職大学院准教授
  苫野 一徳 熊本大学教育学部准教授
  斎藤 陽子 NPO法人クラブおおづ 副理事長 
 

前田  
 新しい学習指導要領の理念が伝わっていない
  変化の激しい社会において、成長していってもらいたい
 そんな思いで『まんがで知る未来の学び』を

苫野
 まんがでエッセンスが凝縮している

前田
 アマゾンのカスタマーレビューを読んでいる
 1800円という値段に合うように
 授業の様子を分かるようにしてきた
 
苫野
 地元の本屋 長崎書店にビジネス書の中に置いてある

前田
 いろいろな事、つながっている。
 「この本屋さんにいってみよう」とすることで変わっていく。
 
遠藤
 自分が何ができるかということ。

前田
 一人一人が自分事として考えて、社会をよくしていこうと考え、行動していこうとすることが大切
 
斎藤
 自分がここに登場したら、どんなキャラになるかと考える。
 
前田
 いろいろな人が出てくる。リアルな登場人物が言っていることがヒントに。
 大西市長「子ども達は宝です」と語っている。それをモデルにしている。
 将来的には、まんがに登場させたい。
 教育委員会の人、がんばっている。見えていないだけ。
 
苫野
 顔の見える教育委員会って大事。

遠藤
 『教育委員会が本を出したらスゴかった』という本が9月末に出版される。
 取材を受けた。
 プロのライターってすごい。

苫野
 中身を知ってもらえるとありがたい。
 
遠藤
 教育委員会があるから、学校にipadも入る。
 裏方がみえていない。

斎藤
 リモート授業について質問が来ている

遠藤
 臨時休校中
 5段階のスモールステップで実施。
 「できることからやりましょう」と。
 日ごろの授業も子どもが主体の授業。
 オンラインでなくても、これまでの『授業』というものではない形で実施した。
 昨年も不登校の子も、オンラインの健康観察や課題提示においては半分以上
 不登校の子が登校できるようになった子が、3~4割。

前田
 これはすごい数ですね。

遠藤
 一時的かもしれないですが、

前田
 ここに来るまで委員会の努力、先生方の努力、すごい。
 スピーディーにやった事実、なかなか見えない

遠藤
 本の中に示されている。
 少しでもやろうよとやった。
 普段の授業からオンラインは難しい。
 休校で何もできない状態からオンラインに移行ができた

斎藤
 このような数字を出せるって、すごい

池田
 検証しないといけない
 効果を示す材料共いえる。
 
斎藤
 今日委員会全体が授業像を共有できているのか

遠藤
 教育委員会事務局の中では共有できている。
 熊本市には教育センターがあり、研修している
 今は、全部の中学校を回っている

前田
 熊本市はいろいろと頑張っている
 リーダーシップとフォロワーシップがある。

苫野
 熊本市教育委員を受けている。
 熱い議論をしている。
 前例踏襲、慣例踏襲ではない。

遠藤
 形骸化していると言われるが、ちゃんと議論をし教育の在り方をすることだと
 議案を審査するだけではない
 事務局はそれを聞いて、実際の行動にうつしている

苫野
 根拠をもって議論している。
 納得感がある。

遠藤
 いろいろと発信している。発信しているだけではダメ
 しかし、アンケート取るなど、当事者意識を持ってもらうことが必要だと学んだ
 
前田
 教育委員会に言いたいことがある人は
 対話を繰り返すと、いい方向に進められる

苫野
 自分たちも参加していいのだという雰囲気が大事
 言える場が少ないと文句の場となる。

遠藤
 校則の見直しについては直接対話もするが、教師、子ども、保護者へのアンケートを取る。
 アンケートを取りやすくなった。
 何日間かあれば、何万人と集計できる。
 常に意見を聞きながらできる。
 オンライン授業、子どもと先生は、「良かった」と反応。
 保護者は、何で時間割通りやらないのという声
 相当な情報をもって議論している

苫野
 いろいろな立場の人が来ると活性化する
 同質性だけだと、視野が狭くなる。
 ごちゃまぜ感により、突然視野が広がる。
 
前田
 地域の方も参加している。
 若い人の意見を意見を聞くことが大切。
 世代間の話も聞くことが大切、組み合わせると価値が埋まる。

苫野
 いろいろな人と、ラフに教育長と話をしている。
 
前田
 教職員が宴会によぼうといったら、宴会に参加していた。

前田
 次の本では、東京から来たある教育長とか、グレーのマントをきた人など登場させたい。

斎藤
 これからのエージェンシーについて

前田
 
 おもしろい 織田校長
 つめこみつとむ君
  エージェンシーを発揮している
 岩個真代さん
  タブレットで音楽を創る子
 自分は役に立つという経験をさせていく

苫野
 清水幸吉『学力格差』を克服する』
  ムラを捨てる学力 ムラを育てる学力
 熊本では「勉強させると出ていってしまう」という声を聞く
 自分で問いと学びを中核にしていく探求型の学びを、中心にしていく

 子ども達が何かしていくと、地域を巻き込むと、貢献できることがあるなと、ムラを育てる学力が必要

前田
 地方の時代
 自分たちから発信ということはなかった
 別に東京まで行かなくていいよね。
 今いる市や町を変えられる。
 シュライヒャーが来熊した。熊本から変えられると感じた。

遠藤
 東京に学びに行くのではなく、熊本に来てもらう
 一極集中ではない
 東京だからとか、熊本だからというのではない時代に

苫野
 地方が改革の担い手に
 統廃合と小規模校を変える
   今、分断されすぎた学校。同質性を高めすぎている。
   教育の構造自体を変革。
 ラーニングセンターにして異年齢の学びを構築できる
   ただ、地方に行けば行くほど、枠の中に入れようとする

遠藤
 小さい規模の方が何でもできる
 小さいところにはかなわない
 一人2台持っている地域、ネット環境ない家にネット環境を整備した地域もある
 
 
前田 
 やると思うか意思の部分がたくさんある
 
遠藤
 教育基本計画の中に『エージェンシー』
 エージェンシーを発揮しやすい環境づくり=学校改革
 熊本を世界の教育の中心に

前田
 つながりたいと思うと、どうしてもつながる。
 「シュライヒャー局長は、世界一教育に影響を与える人です」というと
 「変えるのは学校の先生です」と。

遠藤
 環境を創れば、3年間で日本のモデルになろうとしてやってきた

前田
 教育委員会がタブレットを配布してくれたのが、良かった。
 地道にやってきた人がいる
 PCをどうやったらうまく使えるかと考えてきた人がいる

 上手くいっている学校、協同性が高い

苫野
 エージェンシーという言葉、しばき系の言葉のように感じる、
 また、学校改革というと、人材、人材となれと
 教育はケアーが大切。辛い子は辛い。

遠藤
 まずは自分の豊かな人生を。

前田
 熊本エデュケーションウィークについてhttp://kumamoto-ew.jp/
 新時代の学びの創造
 みんなで考えていこう

遠藤
 初日はOECDの方も考えていく
 熊本が世界をリードしていくように
 
前田
 熊本から発信できる場になる
 熊本大学、熊本県立大学や
 
遠藤
 Eスポーツの会も

斎藤
 いろいろな質問が出てきたが、答えられなかった

前田 
 ICTは学習道具と言われてきたが、日本は世界で一番 学習道具となっていない
 ゲームちチャットマシンになっていない
 ICTを使うことが当たり前の時代に

遠藤
 熊本市は政令市。県とは違う。一緒である必要はない。
 エージェンシー
 これからの時代、正解は1つではない。
 正解のない時代により良い人生、よりよい社会を創っていく
 ゆるい、柔軟性をもってやっていく
 いろいろな教育の仕方がある
 正解はないが、決めなければならないことは決めていく