2020.9.6
「子どもの発達障害」オンラインフォーラム
 主催 NHK厚生文化事業団
 司会 
    NHk 内藤 裕子 アナウンサー
 パネリスト
    信州大学    本田 秀夫 教授
    当事者      菊田 有祐 さん
    当事者の母   菊田 史子 さん
    臨床心理士   綿貫 愛子 さん
    横浜市立鴨志田中学校通級指導教室主任
              近藤 幸男 先生

14:30-15:55

第一部 子どもの発達障害とは
      信州大学    本田 秀夫 教授
発達障害とは
 行動特性に何らかの特記すべき[異常]


しばし重なり合います。
複数の特性を持っている。重複しやすい。

最近は混とんとしている。

 
人生を左右する4つの「育ち方」
・放任タイプ
 ■発達特性に対する理解が全く得られない環境
  ・通常の子育て・教育環境
  ・子どもがネグレクトされている環境
 ■場当たり的な対応になりがち
 ■様々な形で頻繁と周囲と軋轢
 目で見える
 短い言葉で指示する 

・過剰訓練タイプ
 ■発達特性を周囲が否定
 ■苦手療育の克服のため、本人に過剰な課題を与える
 ■本人が好きなことや得意なことは認めない
 苦手なこととできること、凸凹している
 努力しても苦手 プレッシャーに弱い
 ストレス軽減
 得意なこと突出、苦手なことを考えないように
 
・自主性T尊重タイプ
 ■支援者が本人のストレス軽減だけを重視
 ■何の教示もせず、全て本人の意思に任せる
 ■学校の成績が優秀なケースなどに多い

・特性特異的教育タイプ
 ■個々の発達特性に応じて必要な課題
 ■本人が興味をもって取り組める手法
 ■少しの努力で短期間に達成可能な目標設定
 ■他者に気軽に相談できる環境の提供
 どうやって生かすか
 得意を伸ばす。苦手は無理のない形で育てていく

 目標は短期目標。スモールステップで

子育て
 ある種の工夫が必要
 先輩や先生に聞きながら、楽に日々の生活をするように
 
様々な二次障害
 生まれつきなものは一次障害
 ストレスが加わることにより、身体症状(頭痛、熱)、うつ、
 虐め、不安定、適応障害、不登校、学校にいけない等

 無理をせず育てていく

得意なことに目標設定してしまうことがある
 時々、出来ることがある
 すると、やればできると誤解
 できないと怠けていると
 時々、出来たらラッキーと考える
 良かった日は褒めてあげる
 苦手なことはいつものこと

16:10-17:10

第二部 どう向き合う? 家族・学校・社会
本来のインクルージョンと歯
 人は多様だから・・・
  →参加の仕方はみんな違ってよい
 誰もが居心地よく参加できるために・・・
  →オーダーメードの支援が必要

義務教育でありがちな「インクルージョン」
 一斉授業で同じことをやらせたがる
 子どもは選ばせてもらえない
  →弱者の権利保障なし

インクルーシプかつアイデンティティの保障されたコミュニティづくり
 ネスティング
  活動拠点となるサブ・ミュニティを計画的に新規作成し、
  コミュニティの中に入れ込むこと

17:20-17:50

第三部 質問・意見に答える

17:50-18:03

まとめ
 本田 秀夫 教授

ご家族・学校の先生・支援者の皆さんへ
■やりたいこと・好きな事をサポート
■情報提供や、考えを整理して助ける
  助言は控える
■必要な支援・配慮は、ためらわない
■共感しながら本人の試行錯誤に付き合う


当事者ご本人へ
■プライベートタイムを最優先
■やりたいことから順にやる
■睡眠は十分とる
■気が進まないことは余った時間に
■相談できる人を作る
 相談できる力をつける